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K's理科実験室 ~K's Science Lab~

中学高校理科教材 科学に関するメモなど

 
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DNAの抽出

 遺伝と生殖の単元のまとめとして,バナナからDNA(等)の抽出。マイクロチューブを使って個別に実験。35人分でバナナ×2,10%食塩水400mL,エタノール150mL(タレびん小に小分け),スポイト×2,ポリ袋×9。
 純粋なDNAではありませんが,混合物から溶解度の違いを利用して抽出する原理を学ぶことも大切。
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花粉管の観察 ブライダルベール

 ブライダルベールの花粉を使って花粉管の観察。
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花粉管の観察準備

 植物の有性生殖の単元で花粉管の観察を行うので準備と確認。4月中旬に購入したブライダルベールの花数が増えてきたので5月2日に寒天培地(寒天1g,水100g,砂糖11g)に直接散布。
 散布直後(10:37)と,花粉管の伸張のピークは20分ほど(11:00)。天候や湿度による花粉の成熟度が左右すると思われます。ちなみにAMeDASによると,この日の11:00の古川の天気は晴れ,気温17.9℃,湿度28%(仙台)でした。この調子だと,連休明けには生徒実験実施の予定です。
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バフンウニの発生 2017 11日目

 GWですが,部活修了後,4月21日と22日に受精させ,11日経過後のバフンウニのプルテウス幼生の水替え,餌やりと幼生の状態を確認。6腕幼生になっている個体も確認できました。何とかGW明けにも元気でいてくれれば…。
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ミカヅキモの生殖

 中学1年「身の回りの生物」で観察したヒメミカヅキモ。今回頂いたのが,ホモタリック株ということでした。こちら,環境の良いときには体細胞分裂で殖える(クローン)そうです。しかし,ストレス下では2つの個体(クローンどうし)が接合して,接合子をつくるそうです。画像に見られる丸いものが接合子。接合子で乾燥などのストレスを耐え,環境が回復すると接合子から新たな2つの個体が発生。こちらは遺伝的にはほぼクローン。
 一方ヘテロタリック株という株はプラス,マイナス(雄と雌)によって接合子を作るため,接合子からは,遺伝的に異なる2個体が発生。なぜこのような,ホモ,ヘテロ株が存在するのかは…。
 こちらのiBOOKS「ミカヅキモの性」を参照させて頂きました。
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体細胞分裂の観察 ニンニクの根で

 昨日から2日間,3クラスでニンニクの根をつかった体細胞分裂(染色体)の観察。
 4月13日(木)にニンニクをセットしたので,ちょうど2週間後の観察。根端の採取と塩酸(5%)処理は1,2,4校時の授業直前に実施。自力での観察成功率は44%。成功の秘訣は,根端をよく潰すこと,当たり外れを見込んで何度かプレパラートを作り直すこと。そのためにも,根端はたっぷり準備しておくこと。
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バフンウニの発生 2017 3日目

 先週,4月21日に受精させたバフンウニの受精卵。今のところ何とかここまで発生が進みました。
※試料提供:お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター
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IMG_2357__2017042421421889f.jpg IMG_2357-のコピー


バフンウニ 原腸胚

 受精から1日後,朝は原腸が少しくぼんでいる程度でしたが,昼にはほぼ貫通しているようでした。
※試料提供:お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター
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バフンウニの生殖細胞の観察・受精

 バフンウニの卵・精子の観察。
1)未受精卵を観察。φ40mmのシャーレで卵を観察,カバーは掛けずに対物×10。
2)精子の観察。スライドガラスにのせ,カバーガラスをかけて観察。×10で絞りをしぼらないと真っ白になるので,しっかり絞るのがポイント。
3)受精(受精膜)の観察。再度卵の入ったシャーレをのせ,対物×10でピントを合わせたところに精子を滴下。
※試料提供:お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター
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花粉管の観察

 ブライダルベールで花粉管の観察。午前11:00頃で,雨の天気でしたが,比較的暖かい職員室に置いていたため,花の数は十分。花粉の状態も比較的良好。観察には,花粉散布から20分は欲しい所。
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Koichiro SAITO

Author:Koichiro SAITO
 公立中学校改め高校教師(理科)です。自然体験。科学的な実体験を通して,科学的に考えるとはどういうことなのか,そして科学の面白さや奥深さを実感できるような授業を目指しています。
 2011.3.11の震災当時には校舎が沈下,解体され,プレハブ仮設校舎の生活でしたが,たくさんの方からご支援いただき,なんとか観察・実験を継続することができました。自分の実践が少しでも他の理科教育に携わる方の参考になれば幸いです。自分のメモも兼ねて,授業実践や観察・実験教材などアップしています。
 なお,当サイトは観察・実験の実践を紹介するものであり,その安全を確実に保証するものではありません。授業などで実践する前には,充分な予備実験を行い,事故防止に努めて下さいますよう,よろしくお願いいたします。

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