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K's理科実験室 ~K's Science Lab~

中学高校理科教材 科学に関するメモなど

 
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一年前の今日

 一年前の今日…体育館で今後の作戦を立てていた。
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校舎解体…更地に

 ついに本校舎の解体もほぼ終わり校舎跡は更地になりました。新校舎の完成は平成26年とか…。まだまだプレハブ生活は続きます…。
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震災から8ヶ月…校舎の解体ほぼ完了…

 あの震災から昨日で8ヶ月,校舎の解体がほぼ終わりそうです。これから地盤の調査などが始まるそうです。校舎完成は早くて,平成25年…。まだまだ先は長いですね。

上:解体後,下:震災直後
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汚泥の線量

 朝から地区の側溝清掃でした。側溝にたまった汚泥をすくい上げました。集まった泥の線量を測定してみたところ,約10cmのところで1.0μSv/h。やはり,側溝に放射性物質が凝縮されているようです。この値だと,汚泥を直接触ったりしなければいいが,取り扱いには気を遣った方がいいと思う。今後も側溝清掃時にはある程度注意した方がいいと思います。来年も測定し値を比べてみよう。
 学校も校庭以外に線量を量ってみる必要があるな。こうなると個人で線量計をもっておいた方がいいかも。

 集まった汚泥は土嚢袋にいれて集積。10cmほど離れたところの線量は約1.0μSv/h。
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 ちなみに周辺の土壌で同じようにはかると,0.1μSv/h前後。一桁ちがいます。
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仮設(プレハブ)校舎への引っ越し その1

 仮設校舎への引っ越しです。今日は机と椅子の運び出し&輸送&運び込み。600人分の机椅子の移動が完了しました。仮設校舎の理科室を拝見…スペースの都合で教卓を置けません…さて,どうする?
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プレハブ仮設校舎の完成間近?

 プレハブの仮設校舎の建設が進んでいます。これで,毎朝のバス移動から解放されます。
 心配なのは,600人弱の生徒数に対して理科室が1つだけ…しかもかなり狭い,ないよりはいいけど。まあ,それは贅沢というものか…。

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校庭の放射線計測

 最近,校庭の放射線量について電話による問い合わせがあったということで,校庭の放射線量を計測。校庭の中9カ所で手持ち(地上約1m)地面においた場合をそれぞれ計測。
 地表面での平均が0.098ですので,年間に換算すると0.85mSv/Yとなっています。
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平均をとると,手持ちで0.091 直置きで0.098 です。


場所 手持ち  直置き 
北東 0.082 0.083
東  0.110 0.105
南東 0.076 0.089
南  0.097 0.093
中央 0.088 0.108
北  0.096 -
北西 0.091 0.104 
西  0.086 0.088
南西 0.096 0.114

測定日2011/06/03 12:30
単位は全てμSv/h

東北新幹線の放射線量

本日,夕方から東京入りのため,新幹線内へ線量計を持ち込み測定。各地点通過時の値なので参考まで。

古川駅ホーム 0.035
新幹線車内 0.021
仙台駅 0.038
桑折町 0.196
福島 0.233
本宮 0.515
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郡山 0.271
須賀川 0.174
白河 0.168
那須塩原 0.140
宇都宮 0.035
小山 0.043
大宮 0.029
上野 0.031
東京 0.040
町田 0.032

トンネル内 0.020 二本松付近?

土壌の放射線計測

 色々迷ったものの,今年も庭の菜園で野菜を育ててみることに…。とりあえず,畑の土壌の放射線を計測。
 結果
1)カウンター手持ちより,地面に置いた方が高め。
2)耕した後の地面では低下。
3)ビニールハウス内では手持ちの方が高め。
 以上からの仮説,放射性物質が地表面に多く存在,これらは上から降下したとすると結果の説明がつく。データが少ないため,少々乱暴ですけど…。
 分かっていたことですが,福島原発から拡散した放射性物質はこちらにも降り注いだんですね。2ヶ月以上たったので,ヨウ素ではなく,セシウム由来か。土壌からの外部被曝より,ここで育てた野菜を食べることによる内部被曝が問題になると思う。
 野菜や米を食べないことによるリスクと,放射性物質によるリスクのどちらをとるかという問題…。育てた野菜を食べるかどうかは,たぶん食べると思う。とりあえず,栽培は再開。

 しかし,後30年以上こんなことを気にしながら生きていかなければならないのか…。

この日手持ちで0.09μSv/h,いつもこれくらいの桁。地面に置くと0.14μSv/hと値が上昇。
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耕した後の地面では0.08μSv/hと値が下降。 
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ビニールハウス内で手持ち,と地面。ハウス内は地表のほうが低い。
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気仙沼大島 その2

 亀山リフト山頂からの気仙沼市街地~十八鳴浜。

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プロフィール

Koichiro SAITO

Author:Koichiro SAITO
 公立中学校改め高校教師(理科)です。自然体験。科学的な実体験を通して,科学的に考えるとはどういうことなのか,そして科学の面白さや奥深さを実感できるような授業を目指しています。
 2011.3.11の震災当時には校舎が沈下,解体され,プレハブ仮設校舎の生活でしたが,たくさんの方からご支援いただき,なんとか観察・実験を継続することができました。自分の実践が少しでも他の理科教育に携わる方の参考になれば幸いです。自分のメモも兼ねて,授業実践や観察・実験教材などアップしています。
 なお,当サイトは観察・実験の実践を紹介するものであり,その安全を確実に保証するものではありません。授業などで実践する前には,充分な予備実験を行い,事故防止に努めて下さいますよう,よろしくお願いいたします。

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