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K's理科実験室 ~K's Science Lab~

中学高校理科教材 科学に関するメモなど

 
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地熱発電(バイナリー)掘削現場

 バイナリー発電所建設のための,調査用掘削現場を見学。北海道の事故(ヒ素が噴出)の影響で,安全面から防憤装置を浅い掘削の段階から取り付けているため,ペースは早くないよう。
 掘削用のリグは日本のメーカーはすべて撤退したとのこと,中国製を海外で購入したそうです。中国は日本市場を重要視しているようで,民間レベルではビジネスパートナー感が強いようですね。
 そしてリグを使いこなせる人材も不足しているようで,こちらも韓国とインドネシアの2チームによる交代制で回しているそうです。
 地熱発電については,一度稼働しても,熱水の汽水比,温度,圧力,シリカなどの成分などの変数が多く,さらに季節変動もあり,なかなか安定運用が難しいとのこと。
 補助金などの制度もあるが,手続きが煩雑なのと,時間がかかるのと,掘ってもこれらの条件が変動するため,リスクが大きい。せめて掘削までは国が行うとか,対策が必要のようです。それと建設関係の現場も人手不足が深刻のよう。
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地球温暖化と東北地方の気象

 仙台管区気象台の気象防災部の方の講演を拝聴。気温の上昇による飽和水蒸気量の増加が,大雨と関連があることに納得。間違いなく今のこども達が経験する未来を何とかとめないと…
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理化学研究所 仙台地区

 理化学研究所仙台地区で研修を受けさせて頂きました。ここはテラヘルツ光に関する研究を行っています。1THz=10^12Hzの電波と可視光の中間の性質をもつ電磁波です。出力が問題だったのですが研究が進んでいるようでした。次世代通信(6G,7G)に使われる可能性が高いようです。
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松川地熱発電所

 こちら松川地熱発電所は,昭和41年10月に完成した,商業用としては日本初の地熱発電所(23,500kW,ドライスチーム方式)。
 地熱発電では,地下から噴出する蒸気を利用しますが,熱水も含まれるのが一般的で,熱水と蒸気を分離して発電します。しかし,松川はほぼ蒸気だけが噴出する地熱地域のため,蒸気を直接発電に利用するドライスチーム方式で発電しています。
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松尾八幡平地熱発電所

 新たな地熱発電所の稼動として,国内では22年ぶりとなる,2019年1月に本格稼働を開始した国内最新鋭の発電所。シングルフラッシュ方式,7,499kW。東北電力の子会社とかではなく,民間の企業で,東北電力へ売電しているようです。敷地内には入れませんが,外部から見学しました。
 22年間,地熱発電所が新設されていなかったことにも驚き…。
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第7回ダジック・アース研究会2019

 2019/12/25~27,三菱みなとみらい技術館で行われた,第7回ダジック・アース研究会に参加しました。VRや,DEMICなど,どんどん新しい仕掛けが始まっています。毎回この研究会に参加すると,ダジック・アースに関わる人たちの熱量の高さ,ポテンシャルの高さに圧倒されます。来年度は何やら新しいステップに進む予感が。
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海の杜水族館(バックヤードあり)

 地区の理科教育研究会の研修で,海の杜水族館を見学。とりあえず使えそうなものをアップ。
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鳴子ダム見学

 鳴子ダムを見学。満水時と干水時で1cmダムの壁がたわむとか,放水時に発電し管理事務所の電源にするとか,年に一度のすだれなど,知っているようで知らないことがたくさん。ちなみに放水のバルブは大小2つ,下段監査廊は年間13℃。
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2019サイエンス研修 2/2

 2日目は,,立川市の統計数理研究所,極地研究所南極・北極科学館から,埼玉県和光市の理化学研究所(本部)の3ヶ所。ニホニウム通りに埋め込まれている元素プレートをH~Nhまで辿ると迷わずたどり着けます。
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2019サイエンス研修 1/2

 20名の生徒と共に東京都内の研究関連施設で研修。
 東京大学医科学研究所は,附属病院がある研究所としては唯一現存する施設で,お札にもなる北里柴三郎が作った民間の研究所が前身。その後,文部省(当時)の管理下に入ったことが原因で北里は退所。などなど,人間味のある逸話も紹介していただきました。ドイツの細菌学者ロベルト・コッホの三原則など病原体などに関するお話の後,たくさんの質問を浴びせる生徒に対し,担当の北村俊雄教授から思いがけずお褒めの言葉を頂きました。
 その後,小金井市のNICT-情報通信研究機構で,日本標準時を運用するセシウム時計,うるう秒,サイバーセキュリティー等に関する施設やVoiceTraの紹介,展示室にはDagikEarthも。
 最後は風洞実験設備のある調布のJAXAへ。航空機に関する研究について紹介いただきました。実物のYS11のコクピット内の見学も。
 「リンパ節一人旅」のMVも必見!
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プロフィール

Koichiro SAITO

Author:Koichiro SAITO
 公立中学校改め高校教師(理科)です。自然体験。科学的な実体験を通して,科学的に考えるとはどういうことなのか,そして科学の面白さや奥深さを実感できるような授業を目指しています。
 2011.3.11の震災当時には校舎が沈下,解体され,プレハブ仮設校舎の生活でしたが,たくさんの方からご支援いただき,なんとか観察・実験を継続することができました。自分の実践が少しでも他の理科教育に携わる方の参考になれば幸いです。自分のメモも兼ねて,授業実践や観察・実験教材などアップしています。
 なお,当サイトは観察・実験の実践を紹介するものであり,その安全を確実に保証するものではありません。授業などで実践する前には,充分な予備実験を行い,事故防止に努めて下さいますよう,よろしくお願いいたします。

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