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K's理科実験室 ~K's Science Lab~

中学高校理科教材 科学に関するメモなど

 
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授業で使えるマイクロスケール実験

 縁があって2つほど実験を紹介させていただきました。高校の授業を担当するようになり,マイクロスケール実験のノウハウも無駄にならないと良いです。


RikaTan (理科の探検) 2018年8月号

 ちょっとだけ余裕ができたので,久しぶりに執筆させて頂きました。某通販サイトでは,なか見!検索で目次がみられるようです。キッチンでできる密度の測定p.61,コウジカビを観察してみよう!p.82,バナナを使ったDNAの抽出p.83の3本です。


『理科の教育』2017年7月号

 雑誌「理科の教育」7月号。特集は「新学習指導要領(中学校)」と,タイムリーな話題です。ザッと読んでみたところ,1年の圧力が2年の気象に移動したり,生物が学年で動植物を分けず,1年で分類,2年でつくりとはたらきについて学習するなど,多少の移動はあるようです。「カリキュラムマネジメント」「見通し」「振り返り」「学びの地図」など新しい文言は登場しているものの,これまでも重要視されてきたことが,別の言葉で置き換わっているだけのように感じました。
 結局,これらの目標を学校現場レベルでどのようにしたら達成できるかについては,現場に任されたままのようです。当然ですが,今まで何故できなかったのか,については全く触れられていませんね…。絵に描いた餅にならないよう,自分にできることをやっていくだけだと思います。
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月刊たくさんのふしぎ「野生のチューリップ」

 チューリップの原種は?という率直な問いの答えを求めて,そのルーツに迫る著者の気持ちが伝わってきます。なぜ球根に養分を蓄える必要があるのか?そこには厳しい環境を生き抜き子孫を残すためのチューリップの戦略が隠されていました。園芸品種のチューリップからは想像もつかない逞しさを知ることができる一冊です!


パーフェクト周期表

 子供の科学1月号の付録,「パーフェクト周期表」。原子核の構造や,電子殻,同位体とその存在比,原子量,アルカリ金属やアルカリ土類金属,ハロゲンなどのグループ分けなど,「子供?」的な内容が盛りだくさん。これはオススメ!,付録だけ単品で売って欲しいくらいです。
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『ゆきがうまれる』たくさんのふしぎ 2017_01月号

 小学3年生以上がターゲットのようですが,過飽和状態やエアロゾルなどの凝結核などかなり専門的な内容を扱っています。水の状態変化を「手をつなぐ」にたとえたり,固体になることを「ジャングルジムをつくる」としたり,分子という言葉も使いつつ,解説しています。大人にも十分読み応えある内容です。


「元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち」

 電子の軌道や,エネルギー準位,量子論も含めて周期表の意義が解説されています。


『生物多様性』

 生物の起源から,ダーウィン,メンデルを経て,”生物多様性が重要である”,ことが主張されている。これは面白い!



生物学的文明論

 ゾウの時間ネズミの時間でお馴染み。先日,講演を拝聴し,なるほどと思ったので読んでみました。変温動物は恒温動物の1/15の燃費,時間環境,燃費の良いナマコなど,興味深い話がたくさん。


『内部被曝の真実』

 震災&原発事故から4年と半年。今更ながら読み返してみました。改めて事故当時の情報の少なさや,放射線や放射能からどう身を守るべきだったのか考えました。それにしても,あの状況下でこの本を出版するエネルギーに脱帽です。



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プロフィール

Koichiro SAITO

Author:Koichiro SAITO
 公立中学校改め高校教師(理科)です。自然体験。科学的な実体験を通して,科学的に考えるとはどういうことなのか,そして科学の面白さや奥深さを実感できるような授業を目指しています。
 2011.3.11の震災当時には校舎が沈下,解体され,プレハブ仮設校舎の生活でしたが,たくさんの方からご支援いただき,なんとか観察・実験を継続することができました。自分の実践が少しでも他の理科教育に携わる方の参考になれば幸いです。自分のメモも兼ねて,授業実践や観察・実験教材などアップしています。
 なお,当サイトは観察・実験の実践を紹介するものであり,その安全を確実に保証するものではありません。授業などで実践する前には,充分な予備実験を行い,事故防止に努めて下さいますよう,よろしくお願いいたします。

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